ふたりの中学受験記録*2021年・2023年

ワーキングマザーによる、SAPIXに通う小5息子、小3娘の中学受験に向けた勉強の記録。楽しみながら、無理のないペースで勉強を続けることを目標にしています。

中学受験を決めた理由:息子編

中学受験を決めてから色んな先輩のブログを拝見しています。その中でもいつも印象に残るのが、「なぜ中学受験をすることに決めたのか」というエントリー。各家庭の考え方や方針、お子さんへの深い理解と愛情が感じられて、参考になるだけでなく、読み物としても面白いからです。

 

せっかくなので、私も何故中学受験を決めたのか記録しておこうと思います。

 

中学受験を意識したのは、息子が生まれた直後。0歳の時です。学資保険に加入する際には、すでにその可能性を考えていました。私も主人も中学は公立で、中学受験の経験者ではありません。

ではなぜか?理由はいくつかありますが、当時の一番大きな理由は、私の時代の神奈川の高校受験制度でした。当時の制度では、内申点の割合が非常に大きく、中学3年通して真面目にしていないと公立の上位校には行けません。そのせいで公立中学校なのに受験偏重の学校が多く、私自身がその仕組みが死ぬほどイヤだったからです(笑)今はもう少しこの制度は改善されたようですが…でもまだその傾向は残っています。それがひとつ。

加えて、私学の合理的でビジネスライクなコミュニケーションが、我々親にとって心地よさそう、というのもありました。

つまりこの時点では、子供の性格や傾向は関係なく、親の勝手でその可能性を考えていたに過ぎませんでした。

 

受験が現実味を帯びてきたのは小3の夏頃。決めた理由は大きく4つ。箇条書きにします。

 

・息子は算数が割と得意で、くもんは一度も引っかかることなく中3レベルまで進み、両親が「これは行けそうか?」と期待した。

・息子の性格が公立より私立の方が合ってそうと判断したこと。息子はクラスではおとなしく、友達もほんの数人仲の良い子がいれば満足、という性格。親からすると社会性やコミュニケーション力に乏しいように映り、それをずっと気にかけていました。本人曰く「友達が欲しいとは思わない。尊敬できる人なら友達になりたいけど、あまり周囲にいない」とのこと。実際、通っていた学童で知り合った英語ができる男の子のことはすごく尊敬していて、仲良くさせていただいていました。(残念ながら引っ越してしまいましたが…)優秀な子が集まる学校なら、良い刺激をもらえる友人と出会えるかもしれない。そういう期待があります。

・中学受験の勉強がとにかく面白い!親の頃の印象はとにかく画一的な詰め込みというものでしたが(実際は違ったのかもしれません。本当にこれはただの印象です)今は全然そんなことないと気付いたのは大きいです。私は子供に「考え抜く」力を身につけて欲しいと思っていて、それを磨く良い機会だと感じました。

・親と過ごす時間。情報収集のために最初に読んだこの本で、中学受験は親の関与なしにはなし得ないと理解しました。

 中学受験は親が9割

 

中学受験は親が9割

 

 

この3年息子に深く関わり合えることが私にとっては決断の理由の最後のひとつです。というのも、仕事がいくらでもやれてしまう性質のものなので、かなり強い引力が家庭にないと、すぐに家庭をかえりみなくなってしまうのです、私。

そういう意味では、中学受験は大きな親子共通の目標になるし、息子と向き合う引力になる。んなもんなくても頑張れよ、って思われるかもしれませんが、仕事も部下がいたりするので、なかなか難しいんです(>_<)困るのが自分だけならいくらでも調整するんですけどね。。

 

そんな訳で小3の2月にサピの入塾テストを受け(1月はインフルエンザで受けられず)たいして対策もしてないし下位クラスからだろうな…と思ってたら意外にもα2に入り、本格的な受験勉強が始まったのでした。

 

 息子と同じ2021年受験のブログ。とても参考になります。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2021年度(本人・親)へ
にほんブログ村

サピブログ。こちらも毎日のように拝見しています。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ
にほんブログ村